お茶の花 と 実

 

10月〜12月、白い清楚な花が楽しめます。

お茶は抗ガン作用が明らかにされる健康飲料として注目されています 。  お茶の花が咲き始めました、きれいですとか珍しいと言われますが、
本当は緑茶にするためには、お茶の花は咲かない方がいいのです。
 天候とか管理の障害があると咲くのです、今年は夏の間、雨が降らなくて
お茶の木が少し弱ったので咲いてしまいました。八十八夜のお茶

 立春から数えて八十八日目を八十八夜といい、現在の暦でいうと52日ころにあたります。野や山で新しい生命がいっせいに活動を始めるこの時期、茶の木にも、まだ小さいながら新芽が伸びだしています。その芽を摘んで、鍋などで炒ったお茶を、たとえわずかでもだして飲むと、中気にならないという信仰が全国で聞かれます。

     

・ツバキ科(Teaceae)
 ツバキ属の常緑の低木。

(中国種)とv(アッサム 種)の二種に大別されます。

中国種は全般に葉は小さく、耐寒性に強く、中国、日本を中心に栽培され、主に緑茶の製造用として用いられています。  

アッサム種は葉が大きく、耐寒性に弱く、成分的にはカテキン含有量が高く、紅茶 製造の際の色素の生成に適していることから、インドやアフリカなどの熱帯・亜熱 帯の紅茶製造地域で多く栽培されています。   

  日本にお茶が伝わったのは、平安時代の初期に唐 に留学していた伝教大師最澄、弘法大師、

又、鎌倉時代の『栄西禅師』によって、中国から入ってきました。

 


春に収穫した茶の葉を茶壺に入れて保存

 

口切り(くちきり)

開炉のころに今年採れた新茶がやっと拝める。
茶壷に詰められた新茶の封印をようやく解く。

今年のお茶を初めていただく=新茶明けましておめでとう!
又は、炉開きおめでとうございます

ということで、お茶の世界では正月なのです。

お雑煮や祝い膳・正月料理をだす。
壷の中には、まだ粉になっていない「てん茶」という

状態で納めてあるので濃茶をいただく前に石臼でお茶を挽く。
亭主は練った濃茶を一番最初に味見(?)をする。

是は、本日の炉開きでは、省いた。

  碾茶・甜茶 テンチャ     →

玉露同様日光を避けて育て、蒸したのち葉脈を取り

除き乾燥させたもの を「てん茶」と呼ぶ。

抹茶は てん茶を石うすで挽き、粉にしたもの。

 

 

「甜茶」・「沱茶」

 

中国雲南省の名産    →

 

花粉症をはじめ、アレルギー性鼻炎、

アトピー性皮膚炎、ぜんそくなどの

アレルギーに効く、と専門家からも注目され

ているのが、中国西南部で

とれるバラ科のお茶「甜茶」。

注・バラ科の甜茶(てん茶)に

ポリフェノールが

含まれている
甜茶は 葉柄に刺をもつ高さ2〜3mのバラ科の灌木。

 中国南西部の広西壮族自地区の山岳地に生育し

 瑶族と呼ばれる人によって久しく

愛飲され桂林で「開胃茶」とも呼ばれている。

 

裏側は、ドーナツ

湿気を嫌う

包装紙     →

 

是では、沱茶 読みは「トウチャ」

 

こちんこちんに、固めてある。

まるで石である。

我が家では、木槌でたたいて、飲んでいる。

  

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