紫式部(むらさきしきぶ) クマツヅラ科
・熊葛(くまつづら)。
・ 学名
Callicarpa japonica
・ Callicarpa : ムラサキシキブ属
Callicarpa(カリカルパ)は、ギリシャ語の
「callos(美しい)+carpos(果実)」が語源。
「美しい実」の意味。
いかにも古典文学に登場すると思われますが源氏物語をはじめ、王朝文学には
植物名としての記はない。
山地に自生する落葉低木で、樹高は、2〜3mに成長します。
6月から7月にかけて、淡紫色の小さな花を咲かせ、秋には紫色の果実を付ける
姿を優雅さと才媛(さいえん)を重ねて、紫式部と名付けられた。
栽培しやすい植物で白い実のものが白式部と名が付いている。
クマツヅラ科の落葉低木。高さ約三メートル。夏、葉のつけ根に淡紫色・小漏斗状の花を開き、
秋に球形・紫色の美しい液果をつける。山地に自生するが観賞用にも栽培。
近縁種に毛の多いヤブムラサキがある。実紫(ミムラサキ)。漢名、紫珠。 季・秋 。
下記は、紫式部と一般に呼ばれているが、違う。
紫式部 → やや大型(背が高い)。実も大きめ。
実は比較的バラバラにつける。
小紫 → やや小型(背が低い)。実も小さめ。
実は枝に沿ってかたまるようにつける。