(きちじょうそう)
百合(ゆり)科
11月頃、
ごくふつうの葉の下から
変わった花が咲き出てくる
やや湿り気のあるところに植えられる
この花が咲くと吉事がある と言い伝え
竜のひげ に よく似た花だが、葉がやや、幅広く、柔らかさがある。
植えて、花を見るまで、年数がかかるようだが、半日陰の草原脇で瑞祥
(ずいしょう)植物のキチジョウソウは、日陰や、石の根元等に、
まとめて植えておくと、見栄えがする。
淡紅紫色の美しい花を穂状に咲かせ、まれにしか花を咲かせないので、
この花が咲いた家には慶事が訪れ目出度くなるという、中国の古い伝説に
基づいて名付けられ、中国名も同じ吉祥草。繁殖力の強い植物。
花のあとに紅色の美しい球形液果を結ぶ。
他の瑞祥植物には、ダンダイ、タチバナ、ウラジロ、フクジュソウ、オモトなどがありますが、
松竹梅や四君子(蘭・竹・梅・菊)も瑞祥植物の組み合わせ。