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< 花おりおり >
紀伊上臈杜鵑草
文・湯浅浩史 写真・鈴木庸夫 ニイタカホトトギス
ホトトギスは日本に最も種類が多く、11種を数える。うちジョウロウホトトギスの類は茎がしだれ、
花は鐘状で、外側は黄色。太平洋側に3種が点在し、「キイ」は紀伊、和歌山県に分布。
山地の湿った崖(がけ)に生える。茎に毛はほとんどない。
花の内側の斑点は縁(ふち)に達しないので、黄色い縁取りが残る。
上臈とは、
江戸時代の大奥の女中の役職名のひとつ。
年功を積んだ、官位の高い人・高僧のこと。
(2005年10月14日付朝日新聞朝刊)
「美しい上品な姿を、昔宮中に仕えた上臈に見立てて
上臈ほととぎすと 命名したものであります」
臈ほととぎすと 命名したものであります」
「ホトトギス属植物は19種知られており、いずれも東アジアに生育している。
日本には12種分布しているが、この内の10種は日本だけに生育する日本固有種である。
この分布の様子から、日本はホトトギス属の分化の中心地と云える。」
啼かぬなら殺してしまえホトトギス
織田信長
啼かぬなら啼かせてみようホトトギス
豊臣秀吉
啼かぬなら啼くまで待とうホトトギス
徳川家康
啼かぬなら それはユリ科の ホトトギス
台湾ホトトギス
(ニイタカホトトギス)
ブロック継ぎ目に根を張る
生命力偉大
花を咲かせる様は まるで
オブジェ か 生け花 か
フラワーデゼイン
数あるホトトギス中
このホトトギスが一番好きである
家内 MARSHALL
男性と女性でこうも違うのか 同じ花器(人間国宝 藤原雄 作) 台湾ホトトギス・秋明菊