擬宝珠 ギボウシ オオバギポウシ(ウルイ) 百合(ゆり)科
ギボウシ(擬宝珠)とは、橋の欄干のスタートの一段高い柱に乗っているネギ坊主のよ
うなもの。つぼみの形が、橋の擬宝珠に似ているからギボウシと名が付いた。
斑入りの葉
ギボウシは、江戸時代末期に欧米に渡って、多くの品種改良がなされ、今では、数多くが逆輸入されている。
日陰が多い裏庭の庭園にとって欠かせない植物。
食べ方 オオバギポウシ(ウルイ)
展開した先端の葉をカット
根もとから切り取り、堅ゆでを適当な長さに切り、
カツオぶしやクルミ、マヨネーズ、カラシでおひたし、
又は ゴマあえ。
それから、みそ汁、山タケノコ、コンニャク、打ち豆、ニシンとの煮もの、
酢のもの、てんぷら、油炒めと利用方法も多彩。
大円形の葉っぱに刺身や料理を盛り合わせる。5月6月頃。
オオバギポウシ(ウルイ)は7月ごろ、あまり開いていない花とつぼみを摘み、
生のままサラダに、さっとゆでて三杯酢などで味わう。
触感がシャキ シャキし 歯ごたえがあり最高の珍味。
東北地方 特に山形にて食する。
イブキボウフウ ( 伊吹防風 )
花期 : 8月〜9月 草丈 : 30cm〜60cm
先端が細いキクのような葉、セリ科のイブキボウフウ。
フウ(風)とはフウジャ(風邪)のことを指す。