アネモネ

別名 ボタンイチゲ 牡丹一華

ギリシャ語のアネモス「風」の意
キンポウゲ科の多年草
花言葉 「はかない恋」
日本に渡来したのは明治の初め
人参に似た草 アネモネというと
大正の花という感じをもつ

アネモネや 夢二のような
   恋をして  吉野 夏子

竹久 夢二の恋も大正の恋であった。

   アネモネ

ギリシャ神話
 美少年アドニスは、美と愛の女神アフロディーテと地下の国に住むペルセフォネのふたりの
寵愛を受けたが、三角関係のトラブルより、美少年をめぐって女神たちのあいだで奪い合いが
おこり、仲裁に入ったゼウスにより、アドニスは1年のうちの春から夏の4ヶ月はアフロディ
ーテと共に、秋から冬の4ヶ月はペルセフォネと共に、残りの4ヶ月は好きなように生きて
よいと決められてしまう。
 その後、アドニスは狩の途中でイノシシに姿を変えた軍神アレスに突かれて死んでしまう、
そのとき流れた血と、悲しみにくれたアフロディーテがその血にそそいだ神酒のなかから
生まれたのがアネモネの花。
 このときのアネモネは現在のアネモネの花ではなく、和名で「夏咲きフクジュソウ」と
呼ばれる「アドニス」の花のことを指す。
アネモネ  Anemone, Lily of field
【きんぽうげ科いちりんそう属】  原産地 ヨーロッパ

秋植え  有機質を多めにいれてやる
耐寒性あり  寒さに強い  まるで野草が咲いているようで美しい
草丈30pまで  35月咲き
高温になると葉が枯れるが、そのままでも翌年開花する
掘り上げれば日陰で乾燥し秋に植え付け
花色は、紫、赤他多色、フクリンもあり  集団で植える

利用方法:花壇の前面、鉢植え用
花言葉:はかない恋、恋の苦しみ

 




  

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