甘野老 ユリ科
似た花 姫委ずい 稚児百合 鳴子百合 宝鐸草
似ている花へのリンク
アマドコロ・すずらん・ ホウチャク草 ユリ・ささゆり・ゆきざさ・ 稚児百合
地下茎がヤマイモ科のトコロ(ととろ)に似て、
甘みがあることからこの名がある。
各地の山野、木陰によく見られる多年草。
庭などで鑑賞に栽培され、斑入りの品種などがある。
根茎が甘く、ヤマイモ科のトコロに似てねばりがあるので、
この名があります。古くから根茎を生薬とし、
滋養・強壮薬として利用
蘆垣の 中の似児草 にこよかに
マイモ科のトコロ
われと笑まして 人に知らゆな
万葉集 11-2762
葦垣の中に生えたにこ草のように、にこやかに私に
笑ってくれたあなた人に知られないようになさいよ。
「似児草」は柔らかい草の意味
秋風に なびく川辺の にこ草の アマドコロは葉が丸味
にこよかにしも 思ほゆるかも
万葉集 20-4309
山の群生 見事なものだ
似た花
似た花
(鳴子百合 葉が笹に似ている) (宝鐸草 ホウチャクソウ 枝分かれ)( 姫委ずい 葉が丸い 丈 10センチ) (淡雪草)
イズイ(委ずい)とは、漢名でアマドコロ(甘野老)の意味
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田畑の害獣・害鳥を追い払う具。数本の竹筒を小板に並べてぶら下げたもの。
宝鐸ほうちゃくとは 堂塔の軒の四隅などに、飾りとしてつるす大形の風鈴。