[朱鷺草] ラン科トキソウ属の多年草トキソウ。 北海道から九州に分布し日本各地で見られる植物、 主として日当たりのよい山地の貧栄養の湿原内に 点在する植物。 和名は、花の色がとき朱鷺色であることに由来、 実際は、朱鷺色よりも濃い紅紫色の |
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< 花おりおり > トキソウ 文・湯浅浩史 写真・茂木透 トキが日本の空をはばたいていた頃、このランも、身近であったに違いない。 花の色を鴇(とき)色に見立て名づけられた。葉は一枚、茎は20センチほどで、 先に一花をつける。花の長さは1.5センチ。北海道から九州の湿地に広く 点在するも、栽培は少ない。園芸的に出回るのは台湾原産のタイリントキソウ。 (2005年06月06日付朝日新聞朝刊)
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