当て字の面白さ

 

小竹   胡枝花   紫薇   紫丁香花  

鴨脚樹  木天蓼   吾亦紅  虎杖

巻丹   杜鵑花   噴雪花  風信子

鴨足草  接骨木   八仙花  鬱金香

 

ササ     ささ(笹)は小形の竹の総称。篠(ささ、しの)は群がり生えた小形の竹。

ハギ     夏から秋に咲く、秋の七草の一種。普通は萩と書く。

サルスベリ  木の肌がなめらかで猿も滑り落ちるといい、猿滑と書き、又花が

百日も咲き続けるので百日紅とも。

ライラック  花は薄紫色で、芳香を放つ。フランス語ではリラという。

イチョウ   これは葉の形が鴨の足に似ていることから。銀杏、公孫樹とも書く。

マタタビ   夏梅ともいうように、夏、梅に似た花を咲かせ、実は熟すと食べられる。

       猫の大好物。

ワレモコウ  バラ科の多年草。根は漢方薬に用いられる。吾木香、我毛香等とも書く。

イタドリ   茎は酸味があり食用になる。すかんぽ酸模ともいう。

オニユリ   鬼百合と書くのが一般的。天蓋百合(てんがいゆり)との別称もある。

サツキ    ホトトギス(杜鵑)が鳴くころ(5から6月)に咲くことから。

       一般的には、五月、皐月、早月と書く。

ユキヤナギ  ふつうは雪柳と書くが、白い小さな花が沢山咲くようすから,この当て字のほか珍珠花と書く。

ヒヤシンス  観賞用に栽培され、紫、赤、黄色、青と色とりどりの花を咲かせる。夜香蘭、錦百合とも。

ユキノシタ  普通に雪の下と書くほかに、葉の形が虎の耳に似ていることから、寅耳草とも。

ニワトコ   春、薄い緑色の小花を付ける。枝葉は薬用になる。

アジサイ   紫陽花が一般的だが、花の色が次々変化するので七変化ともいう。八仙花の当て字も同様だろう。

チューリップ 子供が、まず覚える花といっても良いだろう。オランダで品種改良され、全世界に広まった。  

角川文庫 55周年 読めたらすごい 書けたらすごい

現代言語セミナー遍より

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