酔 芙 蓉

秋牡丹(あきぼたん)

 

ムクゲ・アメリカ芙蓉・葵

 

ムクゲと違って変異が出にくく、品種は多くなし。

その数少ない園芸品種の一つが酔芙蓉 中国では「蓮の花」のこと。

夕方には萎んでしまう一日花で、早朝に開花したときには純白で、

夕方に向かって淡い紅色、その色は次第に夜にかけて紅色へと濃く変化。

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酒を飲むと顔色がだんだんと赤みを帯びるのに似ていることからこの名がついた。

【花の特徴】 樹形、葉形はフヨウとほぼ同様だが、一重咲きが基本のフヨウに対し、
       花は八重咲き。時間が経つにつれて変色していくのが大きな特徴である。
【花期】   9〜10月  せんだいは10月半ば
【特性】   日当たりのよい場所に、地植えするのがよい。フヨウと同じく肥えた土
       地を好み、防寒、防湿の必要はとくにない。

【花言葉】  繊細な美、しとやかな恋人

 

花の見分け方は葉っぱで判断

 

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木槿 ムクゲ                         アメリカ芙蓉 フヨウ        

 

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         タチアオイ 2つとも                              酔芙蓉 スイフヨウ

 

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            モミジ葵            

 

フタバアオイ(双葉葵)

花が日を仰ぐように咲くことから「仰日(アフヒ)」が転じた説、神を饗応する日を意味する

「饗ふ日(あふひ)」が転じた説、万葉集の1首「・・・後も逢(あ)はむと 葵(あふひ)花咲く」

から「逢日(アフヒ)」に由来する説 

 

フタバアオイ4月頃、おもしろい形の花が咲く。 

     徳川家の家紋  フタバアオイ 

 

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万葉集

(なし)、棗(なつめ)、黍(きみ)に粟(あは)つぎ、延()ふ葛(くず)の、後(のち)も逢はむと、葵(あふひ)花咲く

作者: 不明 巻十六 三八三四 

: (なし)(なつめ)黍・粟と次々続くように、あなたに会いたい。

実っていってもなかなかあなたには逢えないけれど、)

延び続ける葛(くず)のつるが別れてまたつながるように、いつかはきっとまたあなたに会いたい。

あなたに逢う日は、葵の花咲くようにうれしい。

(あふひ) --> 逢う日 (葉がどんどん太陽の方に向かうところから「あうひ」(仰日)の意)。 

 

 
  「くやしくぞ  つみをかしける  あふひ草  袖のゆるせる  かざしならぬに」        
                      源氏物語  柏木  

 

 

 

 

 


                              シラネアオイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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