投稿日:2011/03/15(Tue)

 

たくさんの見舞いメール感謝します

皮肉に、冷たい雨が降ってます
夜は雪になるでしょう

ニュースで報じられない一面

電話は 公衆電話のみ

今日 昼に綱がる
緊急電話をかけぱっなし 公衆電話は100メートル行列 やっと順番がきても何処もつながらず
水 ガス 電気 駄目

町内は真っ暗 電話のプッシュも後ろの人がライターで明かりを
お茶の関係で 風炉や炭がたくさんある
湯を沸かす ヤカン・燭台で仏壇のろうそくで明かりをとる

余震が怖いので植木鉢を逆さに水抜きの穴にローソク
洗い物は 近場ののめない わき水で 2から3度使い回し

最後はトイレへ

贅沢なシャワーは水 ガスなし

水ではあまりにも冷たい気温

 

 

 

 

 

 


今朝はトーストにジャムとコーヒー
昼 サンドウィッチ コンソメだしで根菜のスープ
夕飯はインスタントカレー 卵焼き キャベツのサラダ
みそ汁 (冷蔵庫在庫) 豆腐にわかめとジャガイモ

意外と豪華版
食器は サランラップを引いて使用
箸は紙で拭くだけ
カップはおのおの決めて 洗わず

ガソリン・灯油は明日 朝9時から12時まで販売
前日昼より 

車は30台ほど徹夜組行列
水はリックサックで担いで帰宅

家の中は心が落ち着いてから始末
寝床と孫が遊ぶところのみ確保

孫は夜中に怖いよーーーとうなされる

パソコン 開ければ40通のメール
涙 で読む

ちょっと、気になること
地震後 一週間ぶりで 初めて目にするテレビの画面

津波で村が、町が集落が 瓦礫になった風景を

被災地の我が家で 

東北の被災地を初めて知る

テレビとは 悲惨なところのみ繰り返し繰り返し再放送
一般市民のライフのことはさっぱり


2011/3/27

 

応援隊

3/27  応急給水車 岡山水道局

3/28   〃   旭川水道局

寒い小雪の混じる中 水汲みは年寄りには大変な作業

そんな中で 給水車を道ばたですれ違う他県ナンバーを見ると 元気が出るし、頭が下がる。

思わず、通りすぎた車に頭を下げる

 

何度も往復し(片道20分)最後の水汲み

給水車が引き返そうとする 隊員に ポケットより飴を出し 手渡す

にっこり微笑み「ありがとう」

50代の中年隊員は 「大変ですネ」

その一言で 会話がスタート

 

他県よりきた応援隊の寝るところは、仙台水道局の会議室に、寝袋で横になる。

その日によるが 食事はおむすびだったり パン たまに 弁当が出るとうれしいとも。

 

かえって 被災者のわが家の食事の方が恵まれている。

暖かな布団に靴のまま横たわり 風呂こそ入れなぬが ベットで足を伸ばすことができる。

 

本当に

感謝する

つぎの日は早朝より いただいた水で

ブラックコーヒーを入れ差し入れ

ありがとう

 

ご苦労様

 

重たい水をバケツに両手に下げ 小雪の中 家路に汗を流す。

手は凍える

何と、同じ町内でも 給水開始の家もある。

 

驚くことに 道端で ホースで洗車している老人と

その隣の家で娘が 脇目もふらずスポンジから洗剤の泡で自家用車を洗車中。

 

後ろから来た車の中から その二人に 罵声が飛ぶ。

 

「ばかものーーころすぞーーー」

 

心ない老人と若者

 

災害時期  ありがたみや思いやりのないひとこまである。

 

20110503日火曜日

 

東北大地震

被災地の茶を愛でる爺が目にしたもの近所の草花たち。

 

 

 

 

 

 

 

 

                               (西洋風蝶草)     

 

 

 

 

 


未だ地滑中の家を撤去できない

150世帯(緑が丘4丁目)
中でも ひどいところは 市が撤去

跡形もない60坪ほどの空き地に

門のポーチのみ残り一面に草が芽吹き出し

一ヶ月たつと立つと被い茂る雑草となる

それが3ヶ月半でこの花が咲きだした。

 

「うわぁ きれいだぁ」  と

思わず足を止め る。

しかし、いち早く避難 家主は近所にも知らぬうち立ち去った。

境界線や電信柱ごと地滑り 市の調査も進まぬ危険地域

跡地には新築すら許可が出ていない。

当時は近所が力を合わせたが今は 傾いた家や屋敷の下の地割れに建つ家に

年寄りたちがひっそり住み外へは姿を見せない。

 

もしかして、二度と戻れぬこの地にどんな気持ちで花の種をまいたのだろうか。

地主の哀れさ 悲しさ 苦しさがこの花に込められているかと思うと 胸が苦しくなる。
花好きだった奥様の姿が目に浮かび 撤去された後の空き地に 感謝と別れと涙の手で花の種を蒔いたのだろう。

 松明草・かがり火草 
「焚松(たきまつ)」(松明・ショウメイ、炬火、トーチ、松火 )「闇を照らす」「世を照らす」

松の樹脂の多い部分を細かく割り、束ね照明に。のちに、竹やアシなど。打ち松、続松(ついまつ)

 

東北で多くの天国に昇った御霊へ捧げる花にふさわしい。

自由の女神像が持つトーチも「世界を照らす」と言うことだから被災地に希望を光を照らして欲しい。

また、昔は、夏にたいまつで田畑の上を飛ぶ害虫を

焼く「虫送り」「虫追い」、火祭りに五穀豊穣、火除け、

虫除けへと発展。
 今、生活のゴミに(瓦礫)ハエが発生 被害地を

苦しめている。
願わくば ハーブの香りで虫追いをもしてほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松明草                        抹茶腕

 又、花ではなく 松島地域の知人を捜し求め呆然と変わり果てた集落を眺める。

家が無くなり 見えなかった海まで見晴らしの出来る風景の中。

ここは 震災当時と全く同じ 誰一人片づけに入った模様なし

小高い山の裾のに 散らばる墓 皆 乱雑に転がっている。

知人は 10年前の宮城県沖地震や何度か

地震で被害にあい そのたびに立ち上がり

元気で家族と住んでいた。
  寺も残ったテーブルに壊れかけた仏像 檀家遺族の法要の後。

 

今日が百か日かぁ。
知人が行方不明のまま がっかり

 

帰宅すれば メモが目に入る探し求めた知人からのものだ。

 

妻・娘・家   共々すべて流された。東松島 浅井の公民館に避難している。」

  身が凍りつくとはこのようなことだろう メモを片手に 身動きできない状態
  電話は通じず 訪ねても家も、どのあたりにあったか皆目判らず 
  往復はがきに 土台のみの住所に無事であるかの通知を出す。
  10日目にやっと 電話で 上記の連絡がきた。

 

 




 

 

 

 

 

 

 

河北新報・河北抄5/23より
★仙台市内の避難所で出会った60代の女性は津波で自宅を丸ごと流された。数日後に2階部

分が見つかったが、家財道具は水浸しで、アルバムなどを残して廃棄処分にした。

 女性は語る。「新聞やテレビで

『がれきの山』と表現するでしょう。   倒れた墓石の中アイリスと流され家の庭のぼけ
でも、家族にとっては思い出の品ばかり。がれきと言われるのがつらい」
 地震から程なくして、被災地の沿岸部を訪ねた。
田んぼや畑の至る所に、車やベッド、テレビのほか、毛布にコップ、歯ブラシ、

愛読書など日々の生活道具が散乱していた。
人間がいかに大量の物に囲まれて生きているのかを、まざまざと見せられた思いがした。
「無念のうちに亡くなった人のため、私たちのできることは、共に一心に祈ること。
涙が枯れても、将来への希望は絶対に枯らさないでください」
 震災によるがれきは岩手、宮城、福島の3県で2490万トンに及ぶそうだ。

漢字で「瓦礫」と書くように、瓦と小石のこと。
「価値のない物」「つまらない物」の意味もある。
 3月11日を境に、暮らしに欠かせなかった品々が無用の物になってしまう。「がれき」と

ひとくくりにして呼ばれるのは、あまりに悲しい。
せめて「生の証し」「暮らしの足跡」「思い出の山」とでも言い換えられたらいいのだが。

 

 

 3月1日 書いた日記 関連記事

いつの間にか 櫻がすぎてしまった。
目にしたのだろうが 記憶に残っていない今年の櫻。新聞で もう北上しているのだと気がつく。

今日 北上川から押し寄せてきた津波で被害の多きかった石巻に行ってきた。
目につくのは、無惨なまでも破損した商店街の姿、それと ホコリとどぶ掃除するボランテァの

グループが多いことに胸が熱くなる。
外人もたくさんいるなかに 高校生が多いことに日本の将来が頼もしくおもえる。

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は  石巻地方都市いいながら茶道具や明治から昭和初期の食器が並ぶでかい

 瀬戸物屋 觀慶丸商店ヘドロに埋まる茶器と社長

 

 

一歩商店街の裏に回ると 手つかずのがれきに混じり車が流されて破損 家の中につっこんだり

ブロックに直角に立つ姿の乗用車。

そんな風景の中に 1ヶ月も遅い 塩に漬かって遅咲きの早春に咲く 庭木が花を付けていた。
「ぼけ」と「チンチョウゲ」と「山桜」2ヶ月たって 塩まみれで白く塩分を葉っぱに吹きだす姿にしばし たたずみ眺めてた。



生命力が強く 今は、家財道具やヘドロの

整理で見向きもされない庭木が枯れることなく

このまま 無事生き延びて欲しいと思う。


513日 19:52

 

大地震より2ヶ月が過ぎた
ガスはまだ 御陰様で生活は落ち着き始めた 庭に一斉に山野草 

中でも

牡丹が花を付けた。

牡丹は 思い出多い花
10年前大病 退院時 茶の湯 友人より

お見舞いの紅白のボタン鉢

今は庭へ直植え  

10年たって今年も5個の花を付けた。

カタクリは過ぎたが お茶事で

山形 鶴岡へ

何と、カタクリの花が食料(野菜)として売られている。

ぼたん                                     瓦礫の中 咲く 虫取り草

茶友も いまは、塩竃・多賀城の坂病院へ震災支援
会議室に雑魚寝で汗を流している茶の湯 友人 病院院長。

彼のメールから----


血圧・糖尿病の薬を中断した人、寝てばかり

で体が動かなくなった人、
ストレスでアルコールに走る人、ギャンブルに走る人

癌で腹水がたまっている人、
統合失調症で同居の避難者を精神的に

追いつめる人、
鼾やペットで喧嘩が絶えない人たち・・・

彼ら自身の表現を使えばホームレスに

毛が生えた生活の中で団体生活・・・、
どこでも飲め持ち運びが出来る茶箱――――――――――――――――――――――――――――かたくりが束になって売られている

健康ばかりでなく自尊心や希望まで奪っているようでした。


多賀城の避難所では、沢山の避難者の方と、茶箱を開いて、抹茶を楽しみました。
雑魚寝の会議室でも、支援者の心を癒すよう茶をたてました。
今更ながら、茶の湯の力に感じ入っています。


とメール報告


本当にご苦労様。

この時期に癒やしは お茶と茶花ですね。

そして、僕にとっては 茶友と抹茶です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


               破損古瓦 煉瓦色の沖縄鬼瓦とえんれいそう         傾いた無人の家に咲く花

 

2011/8/5

親戚の災害見舞いに 岩手へ 丸3日間かけて災害地を回る

陸前高田では すでに災害当初マスコミで報道された 国の名勝指定 高田の松

皆 流され たった一本残る寂しさ。側には近寄れぬ鎖 遠方より カメラに納める。

枯らさないように 全国の樹医が集まって 松は、低調に包帯を巻いている。

 

流された松は小さく薪にし 供養として 一本一本 悔やみの言葉や希望

励まし を書き京都・送り火でもやす予定だあった。

其れが、一部の反対に遭い中止

 

古都 歴史の町 京都は差別の町?と

よく耳にする

 

これの反応だろう岩手県までとばっちり 松まで差別されあきれる

これが、被災した家もない親もない避難した人間に目に見えないところで冷たい目で眺めているのだろう。

 

許せん

 

 

東日本大震災で津波に流された岩手県

陸前高田市の国の名勝「高田松原」の松を、

「大文字」で知られる京都の伝統行事

「五山送り火」で燃やす薪として使用する

計画が、福島原発事故による放射能汚染を

懸念する声が寄せられたため中止になった

ことが7日、分かった。

送り火を主催する「大文字保存会」

(京都市左京区)の松原公太郎理事長に

よると、計画が報道された後、「放射性

物質は大丈夫か」「燃やした灰が琵琶湖に

落ちて水が飲めなくなるのでは」などと

心配する電話が保存会に複数寄せられた。

検査の結果、薪から放射性物質は検出

されていないものの、保存会は「食品の

放射能汚染問題もある中、地元の心配を

払拭(ふっしょく)できない」(

松原理事長)として中止を決断した。

薪は200〜300本あり、「津波で死なせてゴメン」「みんなで力を合わせて

がんばろう」など、被災者がそれぞれ亡くなった家族への思いや復興に向けた

メッセージを書き込んでいた。

松原理事長らは陸前高田市に赴き、8日に薪を盆の迎え火として燃やす予定。

被災者が書いた思いやメッセージは京都で別の薪に書き写され、16日に五山送り火で燃やされる。

「高田松原を守る会」の鈴木義久会長は「風評被害は恐ろしい。

亡くなった方の冥福を祈る気持ちに水を差されたようで残念だ」と話した。

計画は、ボランティアで陸前高田市を訪れた

大分市の藤原了児さんが「被災者に思いを書き込んでもらい、気持ちの整理を付けてもらえれば」と発案。

保存会と交渉して準備を進めていた。(2011/08/08-00:08

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011080700214

 

 

七輪の生活

地滑り薪で七輪の生活

破損の家具や孫のおもちゃで 炭が無くなった今 食事の支度は、薪として燃やすこの頃

何ともむなしい、

燃える火は恐ろしいが 炎は心を癒してくれる。

孫の目を盗んで七輪で燃やす手作りの線路や汽車・自動車は、二人で作り上げた大事なおもちゃ

それを燃やす日々となった。

茶道や香道具の破損が多かった、修理が出来たがこの機会に廃棄処分

薪や炭なくなりこれらを燃料とし煮炊きに使用。

燃える炎を見つめるやりきれなさ お構いなしに、見事に燃えて鍋を沸騰させる。

結界を燃やす手は震え ひもじい空腹を満たす料理が煮えたぎる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


鉄瓶で湯を沸かし避難してきた山元町の親戚の愛ちゃんに抹茶を振る舞う

愛ちゃんは目の前で命拾いした一家

散歩の道すがら 地滑りで傾く家を

眺め一言

 

「あいちゃんのおうち おおきな うみのみずに ながされたの!」

 

7才の子供に津波の現実をどのように

受け止めたのだろうか

言葉すらない。

我が家の4才の孫と愛ちゃんに 結界で

沸かした鉄瓶の湯で 抹茶を

感無量で点てる。

 

抹茶も金平糖も 皆 お茶を愛する茶人が みまいに送ってくれたものだ

 

こんな時期にお茶を送ってくる茶人

 

和菓子やカステラ

懐紙まで入っている。はこをあけたとき・・・・・????????。

 

しかし、日がたつと

これが、感謝に変わる

お茶をやっていればこそ ほんの ひととき 癒しを見つけることが出来る

有り難い、うれしい感無量な贈り物だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


神戸よりきた工事作業員へ

紙コップで抹茶の差し入れ 初めて口にする抹茶にお変わりがでる。

煮炊きで活躍の七輪の横に落下の椿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


万作のかげから岡山の水道工事の人達         撤去の後に咲く木槿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


無人宅 「要注意 宅地」に咲く唐糸草

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


地滑りを被うシート「復興の芽吹き」アメリカゴボウ  破損の茶器

 

 

 

 

 

 

 

 

 


駐車場亀裂に芽吹く花             瓦礫と破壊の家の裏山の桜

 

茶の湯真MLにて大賞をもらう

 

2011年7月度月間画像大賞

おはようございます。真ML茶の湯Community代表の高田裕一です。
お元気ですか?

先月の8月27日付にて、代表メールにて

”2011年7月度月間投稿大賞・月間画像大賞”

のお知らせをさせて頂きましたが、月間投稿大賞は内容を書いておりましたが
月間画像大賞の内容文を、付け忘れる失態をしておりました。

MLのホームページは更新されておりましたが、肝心な紹介をしておらず
関係者及び、受賞者の方に対して、深くお詫び申し上げます。

遅くなりましたが、あらためて2011年7月度月間画像大賞のお知らせを
させて頂きます。

かみむら(#734

あれから早や5ヶ月近くたちますが、復興にはまだまだ程遠いです。
私たちには普段のニュースでしか様子を伺うことができませんが、
身近なこのような画像を送っていただくとお隣さんのことのような
気がして胸が痛みます。
これからもどうかいろいろな画像を届けていただきたいと思います。

地震被害で咲く花

東北大地震 
もう少しで4ヶ月
近所の草花たちです。

未だ地滑中の家を撤去できない150世帯
中でも ひどいところは 市が撤去
跡形もない60坪ほどの空き地に 門のポーチが残り
一面にこの花が咲いている
思わず足を止め きれいだぁ  と思う心の底から 地主の哀れさ
悲しさ 苦しさがこの花に込められているかと思うと 胸が苦しくなる。
花好きだった奥様の姿が目に浮かび 撤去された後の空き地に もう、危険地域のため 再び家を建てることのできぬこの地に感謝と別れの気持ちで種をまいたのだろう。

 又、花ではなく 松島地域の知人を捜し求め すっかり集落が無くなった中に 茶人であったろう持ち主の「天目茶碗」が目に入った。
思わず足を止め茶の仲間の無事を祈り合掌。

暗いコメントですが これが4ヶ月たった今の姿です。     MARSHALL

 

もう人が住めない土地なのにきれいな花は確実に咲く。なかなかつらい現実ですね。去った方のつらい気持ちがしのばれます。黒鹿毛さん

お元気で頑張ってらっしゃいますか。
月日の経つのは早いものですね・・・

画像を拝見しました。

鮮やかな花の色が、強く生きることを教えてくれているような気がします。
自然の回復力というのは凄いですね。
何事もなかったかのように咲く花の姿と、未だに避難生活を強いられている方々の姿とが重なって、複雑な気持ちです。

東北大地震以降、日本列島が揺れ続けていますが、当たり前のように、凡々と生活している毎日に

感謝することを忘れないようにしたいと思います。花水木さん
 

東北大震災の茶花

この度 東北大震災の茶花
MARSHALLの町内で撮影した哀れな茶花が
月間画像大賞の画像に選ばれ感謝します。

毎日 取り壊される見慣れた家が景色を変えてゆきます。

まだまだこのような風景を撮り 花を愛でる思い出としてストックしてます
機会を見つけ投稿いたします。

僕の投稿文と松村栄子さんの書いた朝日新聞「一冊の本」震災と茶人たちを町内会会合に持参 
荒れた地滑り避難会議もこの本のおかげで心を静め会議も笑顔と涙で終わることができました。
感謝致します。

同じ町内会の景色
特に、西洋風蝶草は 全員目にしている惨いまでの哀れな家主の心
あれた会議も あの花たちを思い浮かべ 見過ごしていた家主の心を
初めて気がついたようでした。

花は 荒んだ心を誰にでも癒やしをあたえてくれます。
やっと、六ヶ月すぎ 庭の手入れができる気持ちになりました。

添付画像は その後 八月のある日 満開に空き地に咲く西洋風蝶草です。


 

 


 

 

 

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