落とし文
落とし書・落し文・落し書 おとしぶみ
“落とし文”は初夏を表す季語
落とし文とは、公然とは言えないことを匿名の文書にして路上などに落としたもの。
季語の「落とし文」は、、ナラ、クヌギ、クリなどの葉にさきがくるりときれいに巻かれている。
これはオトシブミという小さな甲虫が作った巣この巣は地上によく落ちている。
季語の「落とし文」は、虫の巣をその落とし文に見立てたもの
江戸時代,火付けなどの脅迫文を書いて家に投げ込んだ文書。捨て文。
この季節になると“落とし文”という銘の和菓子を見かける。
丸めた餡を巻き込むようにして葉っぱがくるりと巻かれた状態、
その巻かれた葉の上に白い粒のような餡が置かれた形がベーシック。
これは、オトシブミという昆虫が卵を産んでその葉をくるくると葉巻状に巻いて地面に落とす
(葉が幼虫のゆりかごとなり、餌となり、敵から子を守る)ことを模して作られた和菓子。
“落とし文”とは、公然とは言えないことや秘かに想う恋心を伝えるために、
伝えたい人の近くに落として拾わせた置手紙のことで、オトシブミが葉を丸めて巻物状にするのがそれによく似ている
ことから名づけられたものです。昔の人の感性には頭が下がる。
まぁ、現代の女子高生が学校で下駄箱に恋文を入れるのも同じと考える。
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