宮城県最南端の丸森町大内佐野地区に、休耕田を
利用して育ててきた秋咲き“ひまわり”が
秋風に揺れる・・・「本州最大の面積」を目指し7fに
百五十万本の種を蒔き訪れる人を楽しませる。
突然、ドライブに行こうと、花嫁着付けの先生
早速お供、「どこに、行きたい?」となり、即
「先生の生まれ故郷・先生の同級生の家」と
答える。
とにかく、、子供の頃に育った環境そのまま。
出される、お茶菓子が、まず漬け物、煮物
其れを手のひらで頂くのである。
何よりも、心が落ち着く接待 接待というのではなく、日常の会話が、心を和ませてくれる。
上の写真は、加藤家 小高い山のてっぺんにそびえ立つ。
玄関から、自分の田んぼと畑が見下ろせる。 棚田である。
佐藤家で出された、お茶請け 竹の子とサツマ揚げ、鶏肉の煮物。
嬉しいことに、キュウリの漬け物。
半分に切っただけで出される。
上手い とにかく、歯ごたえがあり上手い。
佐藤家の91歳になる おばぁちゃん 元気で、言葉が優しい。
カメラを向けると、恥ずかしがって、この状態である。右が、板で出来た「帯ふすま」
中心に横へ帯状に板が付いている。
今年の豊作を占う、珍しい神社の御札。06年は82%のできと
言うことだ。
天上の配線が是また珍しい。布裸線である。
仏壇の裏側が、2階に上がる階段
そのため、仏壇の上を足で歩くようになるので
仏壇の上に「雲」という字を書き、人間が空の上を、
神と共に歩いていると言うことにしてある。
是は、横須賀の兄の家でも見た。
06.6.19 周りは濃緑だが、竹が、丁度 新芽と入れ替わりの
落葉時期 季語では「竹の秋」という。
玄関を空けると、遙かに 遠方の山迄見渡せる。
ただただ見とれるばかり
昔は、蚕で栄えて村
屋敷は、驚くほど大きく、千坪はあるだろうか
いまわ使われていない蚕小屋や糸紬に使われた
大きな天井の高い2階建ての小屋が
至るところにある
玄関前には、山から引いてきた大きな井戸のような、貯め水が二槽になって、取り立ての青梅が水にさらしてあった。
大きさは、約直径2メートルはあるだろう。
この梅は物産展に出すと言うことだったが、1s250円 小粒の梅であった。
分けてほしいというと、「なんぼでも持って行け」優しくほほえんでいってくれた。
帰りには5sほど頂いてくる。
おまけに3年目の漬けた梅干しも頂いてしまった。
梅 干
梅干しは青梅を収穫して塩漬けにし、紫蘇の葉を入れて作る。
この時の塩加減を塩梅(あんばい)といい他の言葉によく使われる
農業用の草刈り鎌 無造作にこの様に沢山積み上げてある。
右は蚕小屋 2階建てである。
蚕小屋の崩れた泥壁 茶人としては、茶杓用に目の色を変えてさがしているものが目の前にある。
右は小屋の二階 お蚕さまと言われるほど、大事に扱われ、お金の成る作業であったようだ。
桑の葉を摘んで持ち運びする籠が見える。
天上には、蚕を育てるための、棚がある。
母家と作業場が、屋根続き そこから南の玄関口がある所からの風景。
玄関より5メートルほど出たところから見下ろす棚田。
屋敷内の畑 ニンニク畑と
ニンニクの花
蔵に入っているそろいの家紋入りお椀 昨年見せてもらったのだが、蔵に泥棒が入り
すべて金目のものは持って行かれたそうだ。