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アカデミー賞外国語映画賞受賞

映画人にとって名誉あるアカデミー賞は、アカデミー会員によって選ばれる。
受賞者には金メッキされたオスカー(Oscar)像が授与される。
第一回は、19295月ハリウッドで開催され、その後幾度となく変更され今日に至る。

(アカデミー賞は翌年に発表、授与される為、年号は前年度公開された作品です。)

 

「おくりびと」は山形県庄内地方を舞台にした映画で、鶴岡市でもロケが行われた。

32回日本アカデミー賞では「最優秀作品賞」など10冠を達成し、さらには日本映画

初となる第81回アカデミー賞「外国語映画賞」を受賞するなど、国内外から

高い評価を受けた。

【あらすじ】

所属する楽団が解散し職を失ったチェロ奏者の大悟は、その夢をあきらめ故郷の山形へと帰る。

好条件の求人広告を見つけて向かった会社は「納棺(のうかん=遺体を棺に納める)」の

仕事だった。妻の美香には冠婚葬祭関係の仕事と偽り、納棺師の見習いとして働き始めた大悟。仕事を通じ、主人公が成長していく姿を描いた感動の名作。

【スタッフ】

 監督 滝田 洋二郎    脚本 小山 薫堂            

【キャスト】

 小林 大悟  本木 雅弘   

小林 美香 広末 涼子   

山下 ツヤ子吉行 和子
 上村 百合子 貴美子   

平田 正吉 笹野 高史   佐々木 生栄  山崎

 

おくりびとの話題 

取りましたね アカデミー賞 

「おくりびと」世界でも珍しい職業 また、

人を殺さない 金をかけない

撮影現地が撮影に県と町内が一段となって

協力・エキストラまで集め撮影場所まで

探し出し提供。

身近な出来事 そんなことが、賞に

つながったようです。

テレビで取材中 主役本木君のコメントがふるっていた。

聞き耳を立てました。

なんと、茶道に通じる 納棺師の職業だと言うことでした。

見方からすると 確かにそうと思えるし納得します。

天国に送る旅人へ より美しく化粧して きれいな着物を着せ、天国に旅立の支度

の手伝い、遺族の生前からの諍いが爆発したり家族のつながりで凝りが皆納棺師に

当たり散らし辛い仕事と思うが、最後には、遺族に感謝される所など 胸を打つし人生の厳しさや温かさ、家庭の喜びや悲しみを表現している。

 全く、1服の茶をその人のためにたてる茶道と確かに似ている。

 

退職の時 2カ所より葬儀に携わる会社から 

第二の職場のお誘いがあった。

ホテルで、最後は 宴会支配人 ホテルと

いえば結婚式、人を見れば「本日は、

おめでとうございます」コレが基本。

それが 葬儀社へ行ったら この言葉が

すらすら出てしまっては困る。

そんなわけで断りました。

米国に生前の写真を手本に,顔を化粧で作る職業が昔からあった記憶がある。

米国のは 国家資格。彼らは、頚動脈から紅を注入して生きているような顔色に

したうえで、化粧を施す。

キリスト教では復活信じられており、土葬が原則。

復活の時、きれいな顔で世の中に戻ってきたいのでしょう。

 日本の納棺師は青森青函連絡船事故で 死体が傷んで親族に渡す前に

 繕ったのが 始まりの様です。 

コレも、ホテルと同じ職業に近いし、茶道や香道の客人を持て成す手順と同じで

決まった約束事がありその手順に従って清めたり、一服の茶を点てたり、

一聞の香を焚くのと同じ。

ホテルにいると、自殺やけが・出産・火災 

そんな事が沢山見聞。

羽田の全日空事故 コレは凄かった     

当時、羽田に勤務

ホテルがすべての 現場となりました。

今でこそ、口を開くことができるが、事故機

は、臨時便定期便は 全日空社員の慰安旅行

で使用と聞く

(スキー)定時に羽田着 臨時便が大事故

社員のスキーや手荷物をすべて隔離保管?

マスコミや遺族がぎっしりのホテル内で 

隠すことは大変な事だったようだ。

 

 

 

全日空羽田沖墜落事故は、196624

に東京湾の羽田空港沖で起きた全日空の

ボーイング727-100型機の墜落事故。

乗員の合計133人全員が死亡または行方不明。

 

千歳空港発羽田空港行きの全日本空輸60便ボーイング727-100型機

(JA8302, 1965年製造)が、

羽田空港に着陸進入中に羽田空港沖の東京湾に墜落した。

ほぼ満席の乗客の多くは札幌の雪祭り観光客。

 

この映画の脚本を書いた人は(小山薫堂)天草出身。
銭湯のシーンは小山氏の小さい時の記憶がそのまま 表現されているらしいし、

銭湯のおばちゃんが亡くなり死に装束で天国へ旅立つ。

画面がそなまま変わり、白鳥が舞い上がり空に飛び立つシーンははっとする場面転換と美しさで胸を打たされる。また

『最上川河畔を白鳥が飛び交うシーン、山々(鳥海山)を背景にしてチェロを弾くシーン』が何度も出てきて目に焼き付く

キャストに負けず場面で雰囲気を盛り上げてくれたのがバックに描かれる

「鳥海山の四季の姿」。

これは失われつつある日本人の美意識と優しさと真心の映画。

 

 

      

 

 

 

香港では『礼儀師の奏鳴曲』に台湾では『送行者〜礼儀師の楽章〜』の中国語タイトル

「おくりびと」主人公の実家 上山の元理容店を整備

4271041分配信 河北新報

米アカデミー賞の外国語映画賞を受賞した「おくりびと」

のロケ地となった山形県上山市の有志でつくる地域活

性化組織「上山コンチェルト♪」(冨士重人代表)と

市は、撮影に使われた市内の元理容店の内装を整備し、

一般公開する計画を進めている。ロケ地整備を観光客

呼び込みにつなげている庄内地方との交流も盛んに

なりそうだ。

 撮影は庄内地方を中心に進められたが、「川沿いの元スナック」という滝田洋二郎監督の

イメージに合致する建物を探した結果、主人公の実家には上山市二日町の元理容店が

選ばれた。撮影には外観のみが使われた。

 コンチェルトは所有者の同意を得て、外観や花壇などを整備。

観光客の人気を集めていることから、今月中にも三角形の

大型テーブルやスピーカーなどを建物内部に用意し、

映画の雰囲気を再現する計画だ。

ちなみに、日本に関係のある アカデミー賞

「さよなら」主演助演賞 ナンシー梅木(ミヨシ) 1957年 第30回 (作品賞 戦場にかける橋)

「デルス・ウザーラ」  監督・黒澤明 1975年ソ連映画 日本で仕事が無くソ連で監督

「最後のエンペラー」 音楽 坂本 龍一 1988・4・11

 

【米国ブログ】米国人が捉える『おくりびと』の世界

423944分配信 サーチナ

アカデミー賞外国語映画賞を受賞し、

大きな話題となった映画『おくりびと(Departures)』。

全米公開を529日に控え、DVDを観た映画ファン

たちは、感想をそれぞれのブログに書き連ねている。

 映画・音楽評ブログ「Rapidshare Zero」では、あらすじやキャスト、スタッフなどを紹介するとともに、

「多くの人は、オスカーを含めたくさんの賞を受賞していることで興味を持ったかもしれないが、『おくりびと』は

本当に心を動かす映画だ。ハリウッド映画にはないものを持っている」と述べている。

 またブログ「GunongLaut」でブロガーPhilipは、「思いやり、慈悲、敬意に満ち溢れた禅のような映画だ。

語り口、照明、音楽、すべてがやわらかい」と表現。「映像、描写、音楽など、多くの要素をまとめ上げた

滝田洋二郎監督の手腕は見事だ」と評価している。また他の多くのブログでも語られているように、

音楽の素晴らしさを取り上げ、「サウンドトラックは気分が晴れない日に聞くのにぴったりだ」と記している。

(編集担当:松井望・山口幸治)

 

 

 

http://www.okuribito.jp/blog/voice/area/2

http://www.tsuruokakanko.com/okuribito/index.html 山形鶴岡市観光連盟

http://www.yamagatakanko.com/scene/index.html

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090427-00000017-khk-l06

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090423-00000039-scn-ent

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0319&f=entertainment_0319_002.shtml

 

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