万葉集の歌
馬柵越しに麦喰む駒の詈られゆれど 猶し恋しく思ひかねつも
うませ(馬柵)ご(越)しに麦は(喰)む駒のの(詈)られゆれど
なほ(猶)し恋しく思ひかねつも<かてなく>
秋口の新芽 春の麦踏みする直前
雪深い中 (雪の下)でモグラやネズミが食料として食い荒らす
また、根っこの所に通路を彫っているため 根が浮き出てしまう
そのためにはるには麦踏みをして、通り道であったトンネルを踏みつける。
季語の麦秋
5月終わりから、6月なかば が 麦刈りである
似たようにこのころが竹の秋と言われている
新芽が出て、古い葉が落葉する。
機械で刈りと以後 麦わらを更に機械で俵状に丸めてある
柵越しに麦食む駒のはつはつに相見し子らしあやに愛しも 作者: 不明
柵越しに馬が麦を食べるように、
ちらっとだけ会ったあの娘のことが、
とてもいとおしい