別名:盆花(ボンバナ)、・精霊花(しょうりょうばな)、水掛草(みずかけぐさ)。
山野の湿地に生える多年草。草丈50〜120cm。
茎や葉に毛が無い点が、えぞみそはぎ(蝦夷禊萩)との違い
盆の仏前に供える切り花として用いられる。禊(みそぎ)に使った。
湿り気のある所を好み、池、沼地の周りで、よく生息している。
町のど真ん中、東北大学旧学生寮1年前(平成19年)に取り壊し
莫大な空き地が出来る、自然と雑草が四季折々に綺麗な花を咲かせている
春はクローバーが見事 秋はこの花に負けずにススキとかや・葦・ガマ
来年あたりはこの空き地 整備されて建物が建つだろう その前に株を確保しておかなくては。
この『禊萩』(みそはぎ)を小さく束ね水で濡らし、田舎のお盆さまを飾る盆棚の水の子に
雫(しずく)をかけてお供え物を清める時に欠かせないもの。
重要な神事などの前、罪や穢(けが)れがある時、厄災を逃れるため……。 人々は、身を清める儀式を行った。
それを、「祓(はら)え」という。
その中でも、川や海の水につかって行うものを、「禊(みそぎ)」といった。
語源も、「身濯(みそそぎ)」が変化したもの。
お盆の時期に、茎をすっと伸ばし、たくさんの紅色の花をつける『禊萩』。
この花を切って、水で濡らし、雫(しずく)をふりかけて、精霊のお供え物を清めたのだ。
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