福島  霊     山  リョウゼン

 

                          

                            

                          

    

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 2004.8.1.             2010・11.14         

6年ぶりの霊山登山

                                      

八朔の日に、長い病院生活退院後に、福島・霊山で森林浴。                 この下が6年ぶりの今回の写真

霊峰ですが、さほど高くない山に、普通なら30分で登れるところを

ゆっくり無理することなく、マイペースで1時間半をかけて登る。             ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

 

途中で、パトロールのおじさん3人組に励まされる、

100m登って10分休み、岩に腰掛け、周りの草花を見渡し、           6年後の霊山登山挑戦 今回は秋深し11月中   

歩きの道中を楽しみながら、たとえ目的地まで行けなくても、

道中が楽しければ楽しい登山になるから と登る。

休憩中でも、「あそこに二人静が咲いている。家のはもう枯れたのに」        

「あそこにはマムシ草がある。もう少しすると真っ赤な実になるね」       

「これはすごい、フジバカマが満開」

「われもこうが風情あるねぇ~」

山は、もう秋

ススキが、風になびいている姿は 何となく しんみり。

下山する人にはなしかけ

70過ぎのご夫婦に、「若いですねぇ」

「うらやましいですねぇ」

奥さんが振り返り

「あなた達よりずぅっと上ですよ」

MARSHALL曰く

「いいえ、歩く足どりが、軽いですよ」

「ご主人さんより10歳ぐらい 若いのでしょう?旦那さん 

わかい奥さん持って羨ましいですね」

振り返る旦那さん、疲れも吹っ飛んだようで、にこにこして遠ざかる。

 

「うわ、真っ赤。あれ何?? ぎゃー毒キノコー!! でも、きれいだねぇ」

 

 

と                                      山の紅葉は8割り終わり 下界に移って落ち葉を

踏みしめる カサカサ音を楽しむ11月。

yamaoka
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


  毒キノコ??             フジバカマ      

 

 

頂上まで行けなくても、道中を楽しんで楽しんで、十分に山登りを満喫               登山案内人

してきた。

 

頂上までの道のりの1/4も行けなかったが、ものすごい

tyoujyou絶壁から絶景を眺めたり、広葉樹の木漏れ日の中で弁当食し、

下界の蒸し風呂のようなところで犇めいている人たちの分まで

気持ちいい空気を吸ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


                                         

 


わずかに残る落葉樹の葉っぱ

吹き付ける風は冷たい

                                        雑木林は裸になり 絶壁から見下ろす下界が紅葉真っ盛り

      山はもう秋 ススキ                               

 

退院後、ちょっと歩くとすぐに足の血管が狭まり歩けなくなり、

とかく歩くと

言うことについては、神経を使わなくてはいけない状態が続いている、

頂上まで行けないことが、とても残念だった。何年もかけて鍛えた体も、

rinndou意識不明でほんの数ヶ月、体を動かさないだけであっという間に、

骨と皮だけになってしまう3年間の病院生活。

 

 

 

 

 

 


                         カライトソウ

 

 

 

 

 

 

 

そこから復帰するだけでも並大抵の努力では無かっただろう、             約1000メートルの登山 病後にはきついが   

われながらに脱帽だ。                               前回より3分の1で目的地までたどり着けた。        

まだ、歩くのは、他の人の倍かかってしまうが、良いじゃないですか。       週3回のスクワット 百回が足を強くしてくれたのだろう 

その分、他の人より道中を楽しみましょう。

他の人が目的地を目指していても、道中を楽しんでいる人は

少ないかも?。

ある意味、勿体ない時間を過ごしているのかもしれい。

 


3時間かけた森林浴。

その後は蔵王の山麓まで移動して、いつもの温泉で足の疲れを十分

癒して帰宅。

 

何年先に再度挑戦だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


帰宅途中 蔵王 山中の満月               

 

8月1日の読み方が、ほずみと読む。

しかし、八月一日のことを八朔(ハッサク)と正確には言う。

清元に「北州」というご祝儀曲があり、北州とは江戸城の北にあたる吉原のことで

吉原の四季の風物を歌ったものだが この中に「はや八朔の白無垢の・・・」

という歌詞がある。

八月一日の霊山に向かう車中 ニュースで京都祇園で 芸者や舞妓が

お師匠さんの家や置屋に挨拶に行く 第一礼装 黒紋付き5つ紋着用の習慣が

今でもある、観光客がカメラ片手の にわかカメラマンの人垣がでたという。

八朔、朔の偏は「ぎゃく→もどる」で月の形が元に戻るの意で月の初日となる。

八朔の朔=ついたち

昔はついたちの漢字は朔日でした。

 

 

 

 

ryouzann
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


      2004.8.1                2010.11.14             

 

 

 

 

   

 

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