五穀豊穣の「五穀(ごこく)」     
      粟アワ   黍キビ   
(黍のかわりに稗ヒエを入れることもある)

いね 稲 自家受粉。

種によって変わるが、主に白い花を咲かせる。

種子は籾(もみ)まで含めた米。白米は、

籾殻(もみがら)や糠(ぬか)、胚などを取り

除いた、芽が発芽のための栄養分とする

胚乳部分である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


稲の花  8月15日太白区にて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


    アワ          キビ                 ヒエ

粟 

草丈150cm前後のイネ科植物
主産地は岐阜県、長野県、岩手県など。寒冷地の春粟と温暖地の夏粟がある。穀粒の色分けがり

橙・黄・赤・灰・黒・白がある。5〜6月に種をまき、9下旬〜10中旬ごろ収穫。

 

草丈1m前後のイネ科植物
主産地は、長野県、岩手県、富山県岡山県など。4月の春蒔きのものは7月末〜8月の

お盆頃収穫。

6月に種を蒔いたものは、9月末〜10月上旬収穫。

 

草丈1m前後のイネ科植物
主産地は、岩手県、青森県など。5月下旬〜9月中旬ごろ収穫。飼料用となるワラも副産する。     キビ
冷害、湿害、酸性土壌や塩害に強い

 

穀類の中で重要な五つの種類。五穀は米・・粟(あわ)・豆・黍(きび)

(あわ)・稗(ひえ)・麦・豆・稲が五穀とされている地方もある。

江戸時代以降は、米・麦・粟(あわ)・豆・黍(きび)を五穀ということが主流。

五穀米は玄米を中心として、 丸麦・はと麦・大豆・小豆・黒豆・あわ・ひえ・きび等、

栄養価の高い9種の穀物をバランス良く配合 現代の日本人の食生活に不足しがちな各種ビタミンやミネラル類が

豊富に含まれている

わが国最古の歴史書・古事記にも「五穀めし」が出てくるが、それは神様がくれた五色めし” とも呼ばれ、

感謝すべき長寿の食べ物として古くから重要視されてきた

 

 

                                             

ちはやぶる神の社しなかりせば春日の野辺に粟蒔かましを

春日野(かすがの)に、粟(あは)()けりせば、鹿待ちに、継ぎて()かましを、社(やしろ)し恨(うら)めし 不明作者

佐伯赤麻呂(さへきのあかまろ)

足柄(あしがら)の、箱根(はこね)の山に、粟(あわ)()きて、実とは成れるを、粟無くもあやし    

不明作者

 

(なし)、棗(なつめ)、黍(きみ)に粟(あは)つぎ、延()ふ葛(くず)の、後(のち)も逢はむと、葵(あふひ)花咲く 作者: 不明

            黍(きみ)に粟(あわ)つぎ --> 君に逢はつぎ

(あふひ) --> 逢う日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

稲・フトイ  MARSHALL        矢筈薄・粟  剛雪 〔たけちゃんマン〕

 

蕎麦については畦道の花にありここからどうぞ

山形ソバはここか

 

 

 

 

inserted by FC2 system