山形県最上郡大蔵村・肘折り温泉郷
平成１８年２月５日
大蔵村の山間部の盆地にひっそりと息づく
小さな温泉地、肘折。
湯治場として有名。
今回で３度目の訪問
夏、秋と山深い寂れた温泉 何故か、引きつけ
られる。
肘折り温泉は、山間（やまあい）の温泉場で周りは
深山に囲まれ、多くの山菜が採れる。
山菜を漬け物にして保存食として利用。
湯治客は朝市で山菜などを購入して半自炊と言った
形で湯治を続ける。
２／３年前家族を引き連れ６名で秋の初めに
羽黒山経由で、国道とは、名なばかりの旧道を
ドライブしながら、下界では、まだ紅葉には、
早いのだが、進むうちに奥山はすでに、真っ赤な紅葉
何度も、車を止めて無言で眺めたものだ。
山岳宗教と結びつき「湯治中は二足四足、にら、
にんにく、葱、あさづき、野ひる、茸などの
食禁止による精進であった。」
おみやげ物屋とシブイ旅館がほとんど
くっつくようにして連なる温泉街
ここは朝市でも有名だが、早朝より、もう、
ざわめきのこえで目が覚める。
今回は、物好きにも、雪の肘折りが見たくて
急遽 その場で肘折りが決定。
誰にも気兼ねのない、気心の知れた 運転手
たけちゃんマンとにぎりめしを持って、
８時に出て、岩出山で、地元のスーパーで
子供の頃食べた塩引き（塩鮭）を買いに
行ったのである
仙台市内では、一切れ、２５０円もする鮭が
ここでは１００円で買えることが出来るのだ。
網で、焼き上げると、何と、塩が吹き出し
白くなる代物。
是が、格別上手い
昔、保存方法がないために、塩で、このように
して一年中保存、山間までも、届けられたのだ。
納豆・凍み豆腐（高野豆腐）・かりんとう・麩
等が名物で、昔伊達政宗が住んでいた土地で
町民は、プライドが高いと聞くも、人なつこい
人達ばかりである。
買い物が済んだ段階で、鳴子方面にでたが
話はすぐまとまり、冬の肘折り温泉に決定。
山形に近づくあたりから、右の写真のような
景色となる。
ラジオもＣＤも言葉もいらぬ、雪景色に
見とれるばかり。
家が、雪で埋もれ絵にもならず。
肘折り温泉が近づくに連れて、雪崩注意
交通整理まで、出て誘導をしている
道路から山の上を見れば、つららが見事まで
に並んで、少しの振動でも、雪崩が起きそう
こわごわ、運転するたけちゃんマン
話しかければ、怒鳴られるほど、緊張の
連続。
右 写真
道路標識が、もう少しで、雪に埋もれて
しまいそう
下記は、ウエルカムのこけしが、電線より
高いので、遠くから目立つ。
雪の帽子をかぶったようでほほえましい。
ＵＰでお見せでき何のが残念。
山の木々に張り付く雪
一軒の川沿いの温泉宿が、雪に埋もれ
そのか和に架かった橋の欄干に一本の
電灯。
真っ白な、世界に、オレンジ色の電灯が
哀愁を押しつける。
温泉街を通り過ぎてしばらく、何も見えなくなってしまった雪の中をしばらく行くと
環境庁指定・国民温泉地・肘折温泉郷・黄金温泉・めざす カルデラ温泉館
随分長ったらしい名だが、上記の３枚がそこの温泉だ。
珍しい、炭酸泉で、一般的にはラムネやソーダーなどの清涼飲料水など日常生活に良く使用
される。炭酸泉は、飲用すれば胃腸粘膜の働きを良くするほか利尿作用もある。
炭酸ガスが無数の細かい泡となり、心臓に負担をかけずに血行をよくする。
血圧を下げ血行をよくする
糖尿病・動脈硬化・冷え性・皮膚の炎症を抑える・関節リュウマチ・座骨神経痛・
その他運動障害を伴う病気に 効能 効果がある。とパンに書かれている。
左の写真は正面玄関より浴場を見る。
中 炭酸水を飲む場所
右 その飲み場の天井
入浴料 ￥ ３５０ 第１、第３火曜日休業
壽屋の主人
共同浴場を後に、雪で見えぬ川沿いに沿って、温泉街の入り口に、しもた屋がある
隣が郵便局 ちょっと見おとしてしまいそうである蕎麦や『寿屋』。
麺はつるつるしこしこタイプだが、
つゆは鰹が香る辛目タイプ。
もりそば（大）＝６５０円。
（並）＝５００円。
板そば
（大盛り２杯分くらい？）
女性だと３人前はあるだろう
おすすめである。
＝１３００円。
写真は「鳥蕎麦」 ６５０円
ボリュームもあり
珍しい冷たい各種蕎麦のポスター
温泉にはいり、蕎麦も食い 大満足で、スキップするＭＡＲＳＨＡＬＬ