タラヨウ(多羅葉) モチノキ科
別名:モンツキシバ(紋付柴),ノコギリシバ(鋸柴)
はかき 葉書き から→はがき
多羅葉は平成9年4月に「郵便の木」に指定(郵政省(現総務省))、
昔 武士がこの葉の裏に文字を書いて便りとし「葉書・端書」の語源になった、
俗に「葉書の木」とか、「ジカキシバ」「エカキシバ」ともいわれている。
古代インドでは「バイタラ葉(貝多羅)」が使われていました。
ヤシ科の木の葉をくりかえし乾燥させたり水に浸したりして、最後に
貝などで表面を磨きあげた。
その表面に竹ペンなどで墨書きをした。まとまったバイタラ葉は
紐でとじられ、本の形で用いられる。
仙台市白萩町 国分尼寺境内より (茶道稽古場)